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浅草生まれの履きつぶせるハンドメイドシューズ『DOUBLE FOOT WEAR(ダブルフットウェア)』

2016.7.19

「履き心地」「丈夫」「型崩れしにくい」「リペア可能」。ハンドメイドのシューズにはさまざまな利点があるけど、大量生産ができないため、限られた職人の時間と技術の粋を1点1点につぎ込むことになる。だから、その値段が高額になることは想像に難くない。それが国産となればなおさらのことだろう。


若干35歳のシューメーカー・中原隆将さんが手掛ける『DOUBLE FOOT WEAR(ダブルフットウェア)』では、メイド・イン・ジャパンのオールハンドメイドの靴を1万円台で提供している。


ハンドメイドの靴といえばフォーマルなスタイルを想起させるけど、同ブランドのシューズはカジュアルなスタイルにもハマる、スニーカーヘッズにも親しみやすいデザイン。




なんでこの価格でオールハンドメイドのシューズが提供可能なのか。そしてどうやってこれまでのシューズの文脈を超越したようなプロダクトが生まれたんだろう?



靴の聖地・浅草発、スニーカーライクなハンドメイドシュズ


『DOUBLE FOOT WEAR』が工房を構える東京都・浅草は古くから「靴の街」としてのアイデンティティを持つエリア。現在でも多くの靴問屋や工房、小売店が軒を連ね、靴をつくるのに必要なモノも人もすべて浅草で揃うのだとか。


文化服装学院を卒業後、メンズにレディース、機械生産にハンドメイド、さまざまな靴作りに携わってきた中原さんは2009年に独立し、カスタムオーダーの靴をつくりはじめた。


「前職では中国やバングラディッシュなど海外に生産拠点を置いていました。その直前の職場ではメイド・イン・ジャパンの靴をつくっていたので、どうしても比較してしまって。日本の技術力を改めて感じました。自分の中で、大量に安価な靴をつくることより、少量でも良いものを提供したいという気持ちが芽生えたんです」


浅草にある『DOUBLE FOOT WEAR』の工房はいわゆる下町の町工場といった風情。曇りガラスの引き戸を開けるとサンプル品がディスプレイされているほかは、ハンドメイドであるため大型の機械があるわけでもなく、ただ職人が作業する台と、大量の商品の箱。唯一アッパーなBGMが中原さんの趣味を感じさせる。開業当初は工房を自宅代わりにし、銭湯通いをしていたのだとか。








「僕はもともとスケートボードが趣味で、普段着る服もカジュアルなものが多いんです。でも僕が作っているのは革靴で、自分が履けないものばかり作っているというジレンマがありました。だからスニーカーのような革靴を、ということでつくったのが『DOUBLE FOOT WEAR』なんです。つくってみたら友だちからのウケがよかった。特に考え抜いたというわけでもなくて、自然に生まれたって感じですね」


確かに話をしていても、従来の職人的なイメージよりも、むしろスケーターらしい自由な発想が際立つ。それでいて国際靴見本市で手縫いの実演をするほどの技術力。そんな中原さんだからこそ、『DOUBLE FOOT WEAR』にたどり着いたのかもしれない。


「ハンドメイドの靴は一生履けるっていうじゃないですか、でもそれは追いかけてません。ずっとハンドメイドで一生履ける靴をつくっていたけど、値段がそれなりに高くなるから、履ける人が限られてしまうんです。だから一生は履けないけど、一般的なハンドメイドの靴に履き心地は負けない。そこにこだわってます」



シンプルであることを突き詰めたデザインと工程


『DOUBLE FOOT WEAR』の製造工程には特徴がある。通常の靴は30〜40のパーツで構成されているのに対して、『DOUBLE FOOT WEAR』はたったの3〜4のパーツ。つまり靴をつくる工程数が極端に少ないのだ。






「幅広い人たちに買ってもらえる値段に落としこむのが目的なんです。デザインをシンプルにすることで、工程も、そしてコストもシンプルに。過剰な装飾をすることなく、今は靴の基本的なつくりがそのままデザインになるように考えています。『このデザインにすると、この工程数が増えるからなくそう』というように、いつも工程数を考えながらデザインしています」


もちろん、なにか商品を開発するときにデザインとコストのバランスをとっていくのは当然のこと。だけど『DOUBLE FOOT WEAR』はそのデザインとコストのバランスをとことん突き詰めている。


デザインも加工も縫製、仕上げも、分業制が一般的になっている通常のシューメーカーにはこれが難しい。デザインも工程もすべて自分の頭と手中にある中原さんだから、あらゆるパターンを想定して、最適な答えを導き出すことができる。それがオールハンドメイドのシューズを1万円台で提供できることにつながっているのだ。



オールハンドメイドだからこそ進化し続けるシューズ


オールハンドメイドの靴は、ファッションアイテムとして認知されていることが少なく、アパレルショップに並ぶことは稀である。しかし、『DOUBLE FOOT WEAR』はその価格とデザイン性から、その垣根を越えた。


雑誌『THE DAY』とのコラボや、セレクトショップ『fridge』からの25色別注、そして今も多くのファッションブランドからコラボレーションの依頼が舞い込んでいる。


そして『DOUBLE FOOT WEAR』は今も進化を続ける。


「自分たちですべてハンドメイドでつくっているメリットはお客さんの声をスピーディーに反映できること。自分たちでつくっているからこそ、お客さんの声も真摯に受け止められるんです。他人のせいにできないですから。


去年から販売開始して、それからでも木型は変わっているし、細かい構造も変化しています。基本的にはこれからも変わらず、でもクオリティーだけは上がってたいですね。


今、僕がつくっているこのデザインも完成形だとは思っていないです」




DOUBLEFOOTWEAR(ダブルフットウェア)
公式サイト: http://doublefootwear.com/

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