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シカゴにある世界のスパイスが何でもそろっちゃう店|The Spice House(ザ・スパイス・ハウス)

2017.6.3


シカゴのダウンタウン北側にあるオールドタウン。ちょっと小洒落た古い建物が並び、夜にはランタンの光でシックな雰囲気になるストリートに、香辛料を扱っている「The Spice House(ザ・スパイス・ハウス)」というお店があるので、訪ねてみました。




—こんにちは。


ハーイ、いらっしゃい! 「The Spice House」へようこそ! オーナーのパティー・アードよ。


—いろんなスパイスのいい香りがしますね〜。


600種類以上のスパイスを扱っているから、いろんな香りがするわね。


—600種類!? すごい品数!


そこがうちの店の売りなのよ。種類が豊富だから、「欲しいスパイスが必ず手に入るお店」ってね。


—お店の外に1957年創業って書いてありますけど……。


私の両親がもともとウィスコンシン州のミルウォーキーで始めたビジネスなの。ミルウォーキーには2店舗あるのよ。シカゴの店は、私と夫のトムが始めたの。イリノイ州では高級住宅地のエバンストンのお店が1号店で、ここのオールドタウンは2号店。もう1つ、ジェニーバにもお店があるわ。


—全部で5店舗もあるんですね。


私の弟もスパイスビジネスをしているのよ。「Penzeys Spices(ペンジーズ・スパイス)」という店で、カタログ販売から始めたの。今ではアメリカ各地に店舗があるわ。


—家族そろってスパイス商売をしてるんですね!


そうね、うちはスパイスファミリーなの(笑)



—スパイスの種類がたくさんありますけど、それぞれどこから仕入れているんですか?


スパイスによるけど、ほとんどが香辛料が採れる赤道に近い暖かい国々から取り寄せているの。


—インドや東南アジアですか?


そうね、インド、スリランカ、東南アジアはもちろんだけど、マダガスカル、南アメリカ、ヨーロッパ、中東や中国からも取り寄せるわ。


—世界中ですね! シナモンもあるんですか?



ええ。うちのシナモンは、スリランカ、中国、インドネシア、ベトナムから取り寄せているの。同じ種類のスパイスでも、国が違うと味も香りも微妙に違うのよ。試してみて。


—ホントだ! 全部香りも味も違いますね。私はベトナムのが好きだな。


ベトナムのシナモンが、この中だといちばんの売れ筋商品ね。


—ところでさっきから、ガガーって音がするんですけど……。


ああ、あれはグラインダーで固形のスパイスを粉状にする作業をしている音よ。


—えっ、店内で粉状にしているんですか?


そうよ、チリペッパー以外はここで粉状にしているの。だからいつも新鮮なのよ。



—粉砕作業って、全部手作業なんですか?


そうよ。品切れになりそうなものを書き出して、毎日粉状にしているのよ。


—このスパイスの調合レシピは誰が考えるんですか?


私やトムがいろんな国のスパイスを研究して作ったものや、親の代から引き継いだファミリーレシピもあるわ。


—へぇ〜! シカゴのレストラン用にスパイスを作ることもあるんですか?


ええ、もちろん。バーベキュースパイスのカスタムブレンドやソーセージに混ぜるスパイスをそれぞれのレストラン用に調合したり、イベント用にカスタムメイドも作ったりするわね。



—「The Spice House」の人気スパイスはどれですか?


そうね、一番人気はこれ。シカゴのネイバーフットの名前がついているスパイスのギフトセット。


—これはお土産にいいですね!


それぞれの地域の特徴を生かすように、スパイスを調合しているの。



—あっ、シカゴのディープディッシュピザのスパイスがある!


ピザにも使えるけど、チキンの味付けやパスタサラダにも使えるのよ。





—今、混ぜているのは?


パプリカよ。今からビン詰めするの。


—計り売りもしてもらえるんですよね?


そう、スパイスは1オンス(28g)から買えるわよ。ハーブは1/2オンスからね。



—スパイスって、どれくらい保存できるんですか?


種類によるけど、消費期限はだいたい1年。味や香りがなくなってくるの。粉状にするとスパイスの中のオイルが少しずつ抜けていくの。だから、オイルを多く含んだスパイスは長持ちするけど、オイル含有量が少ないスパイスは3ヵ月しか持たないものもあるわ。


—ミックススパイスを使ってできる料理のレシピを教えてもらえませんか?


もちろん! うちのスタッフに聞いてもらってもいいし、レシピカードもあるから持って帰って。



—今日はいろいろと勉強になりました。ありがとうございました!


こちらこそ! また、いつでもお店に寄ってね。


スパイスのほかにバニラエッセンスも。これはマダガスカルのバニラビーンズから作られたもの。


山椒をはじめ、わさび、七味唐辛子など、日本のスパイスも取り扱ってます。


オーナーのパティーさんと旦那さまのトムさんは常に新しいものを求めて、各国のスパイスを取り寄せて日々研究するほど勉強熱心。お店に出して売れればいいけど、やっぱり売れないものもあるそうです。毎日試行錯誤しながら、次のトレンドを見極め、商品開発をしているのだそう。最近はアメリカでも発酵食品が流行っているので、今は日本の発酵食品に興味津々なのだとか。

今年でこのファミリービジネスを始めてから60年という区切りの年。「The Spice House」がこれからどんな新しいスパイスを生み出すのか、かなり楽しみです。



The Spice House

1512 North Wells St, Chicago, IL 60610

月-土 10:00〜19:00(日曜は 17:00まで)

www.thespicehouse.com/



著者プロフィール|Hisae

シカゴ在住の広島県人。平和と自然をこよなく愛し、写真を撮ること、ロードバイク、ランニングが大好き。波乱万丈の人生を、いつも笑顔で楽しんでます♪


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