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「いただきます」が言いたくなる食卓を。|co so a do.zakka(コソアドザッカ)

2017.6.6


毎日の食事を楽しみたいから


「雑誌みたいな素敵なインテリアを作るのはお金がかかるし難しい。けれど、食卓だけだったら、自分の手で心地良い空間が作れると思うんです」


大阪・千里丘の住宅街にある小さなライフスタイルショップ「co so a do.zakka(コソアドザッカ)」のオーナー・坂山裕子さんは、にこやかに答えてくれた。




ダイニングテーブル、食器棚、コンロ、洗面台(もちろん水が出る)まであり、家のような雰囲気の店内。その半分以上のスペースを占めているのが、一つひとつ存在感を放っている器やカップだ。7年前にライフスタイルショップとしてオープンし、生活雑貨全般を扱っていたが、2年前から器をメインで扱うことに。きっかけは友人の一言だった。


「あるとき友人が、『毎晩夕食のメニューを考えるのがつらい』と言ったんです。私も当時子どもが小さかったので、『わかる、わかる!』って共感しちゃって。食事って生きていくために必要なことなのに、それがつらいって悲しいですよね。

それで、ご飯を作るときにちょっとでもテンションを上げて、楽しく生活できるようなものを提供したいと思って、食まわりのアイテムを主に扱うようになったんです」



疲れて帰ってきて、スーパーのお総菜でいいや、という日もある。だけど、パックのまま出すのではなく、気に入っているお皿に盛りつけるだけでも気分がちょっと変わって、「いただきます」と言いたくなる。坂山さんが提案するのは、そういった日々の中で無理せずに暮らしを彩ってくれる器だ。


使う人に寄り添う器


もともと器の知識があったわけではない坂山さんは、各地の陶器市などをまわって作家さんを探してきた。実際に作品を見て、作家さんと話をして、使いたいと思った器だけを取り扱っている。現在扱っている作家さん・窯元は、「よしざわ窯」や「sunny-craft」をはじめ、20以上。


商品を決めるときにいつも思い浮かべているのは、お店を訪れるお客さんのこと。人気の作家さんの器を求めて遠方から来る方もいるが、多くは地元の方、特に子育て中の主婦の方なのだそう。


「子育て中の方って、たとえば1コ5000円のカップってなかなか変えないと思うし、高価なものだと特別な日しか使われなくなってしまう。やっぱり毎日使ってこその器だと思うんです。なので、上質で雰囲気があって、ガンガン使えるような価格帯のものを中心に選んでいます」


それと、セレクトの基準がもう1つ。


「大阪という土地柄か、一石三鳥なアイテムが人気なんです(笑)。飲みものを入れられて、シリアルボウルにも小鉢にもなる、みたいな。『三役で1600円だったらお買い得!』って家族分買ってくださったりしますね」


なるほど、大阪らしい。これこそ使う人に寄り添い、日常とともにある器の姿なのかも。


器の使い方は、お客さんが教えてくれる


作家さんから聞いた作品のこだわりをお客さんに伝え、店頭で聞いたお客さんの話を作家さんに伝える。「co so a do.zakka」は、作家さんとそれを使う方の架け橋のような店だ。 坂山さん自身、お客さまとの会話のなかで器の魅力を再発見することがあるそう。


ある新婚の女性のお客さんが来たときのこと。


「今までは実家暮らしだったけど、これからは旦那さんにご飯を作らなきゃいけないからって、器を買いに来てくれたんです。後日聞いたのですが、今までとまったく同じメニューなのに、器を変えただけで旦那さんから『今日めっちゃウマイ!』って言われたらしいんです(笑)。器の効果ってすごいなと」


奈良の作家・鈴木雄一郎さんの「子どもカレー皿」。


こんな話も。鈴木雄一郎さんの「子どもカレー皿」という器は、スプーンですくいやすくて小さな手でも持ちやすく、こぼさずに最後まで食べられるようにデザインされているのだが……。


「フォルムを気に入ってこの器を買っていただいた方がいたのですが、たまたま子どもにこのお皿で食べさせたら、『次から、僕このお皿がいい!』って喜んでくれたみたいで。何も言わなくても子どもに器のコンセプトが伝ったというのに感動しました」


入荷するとすぐに売り切れてしまう「よしざわ窯」(栃木・益子焼)の器。ぽってりした形とやさしい色合いが人気。


こちらも大人気の「sunny-craft」(滋賀・信楽焼)の器。盛り付けるとドットがアクセントに。


一緒に暮らしを作っていく


次々と、お客さんとのやりとりを楽しそうに話してくれる坂山さん。「どうやって使ったらいいかわからない」という方には盛り付けのアイデアを伝えたり、「もっとこんなお皿がほしい」といった声を聞いたら、要望に合うものを探したりもするそう。


お店とお客さんが近い関係にあって、一緒に暮らしを作っていく。そんな温かさが、「co so a do.zakka」のいちばんの魅力かもしれない。


ご近所にこんなに頼りになる器のお店があったら、きっと常連になってしまうだろう。


co s a do.zakka


大阪府吹田市長野東13-8ブルースカイ千里105

11:00-18:00、日・水・祝日休

http://webshop.cosoado.net/

co s a do.zakka のショーケース一覧


撮影:大岡敦  取材・文:村上佳代





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