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辺境のワークアイテムショップ | FUSSA GENERAL STORE(フッサジェネラルストア)

2017.3.1

なぜ男は縁のない福生を選んだのか

JR青梅線・福生駅からひと駅。牛浜駅を降りてすぐの場所に佇む「FUSSA GENERAL STORE」。東京とはいえ、牛浜駅の一日の平均乗車人員は4,454人。(青森県八戸駅が4,491人)。取材時に訪れたときも、駅前に人通りはまったくといっていいほどなかった。


お店の目印は小さな黒板だけ。駅前であるとはいえ、知らない人であれば通り過ぎてしまいそうな小さな店だ。実際、僕もGoogle Mapを見ながら、しばらくお店の前でうろうろしてた(笑)。



扉を開けると、店内にはワークエプロンや靴下、長靴、帽子、工具箱など、個性豊かなワークアイテムがさりげなく並んでいる。ここは道具と日用品のセレクトショップ。店内のアイテムはすべて、店主の閏間広樹さんが惚れ込んで集めたものだそう。

「この前は千葉からはるばる『靴下を見たいから』って来てくれたお客さんがいたんです。横浜から工具箱を買いに来てくれた方もいました。

たくさんお店があるわけではないこの牛浜に、何かのついでではなく、うちの店をわざわざ目的にして来てくれるなんて、奇跡的なことだと思うんですよね。店をやっていて良かったなと思う瞬間です」と閏間さん。




渋谷のセレクトショップ、大手のアパレルを経て、閏間さんが「FUSSA GENERAL STORE」をオープンさせたのは5年前。もともとアメリカのカルチャーが好きで、福生にはよく遊びに来ていたそうだが、特にこの場所に縁があったわけではない。


「ずっと自分で店をやりたいと思っていて、一般的な雑貨屋や洋服屋とは一線を画すことがしたかったんです。どの街がいいかなと検討していたときに、妻に半分冗談で『福生はどう?』って言ったら、『いいんじゃない?』って快諾してくれました」


閏間さんは福生という場所を選んだことを、ノリで決めたように話すけど、以前彼がマネージャー職を務めていた外資系のアパレルは全国各地の目抜き通りや商業施設に出店していたブランド。


そのメリットを知らないわけないのに、まったく逆のことをやっている。そこに閏間さんがこのお店を始めた本質的な理由があるように感じた。

小さなお店だからできること

「福生という東京の端っこで、小さなお店をやるのだから、大手アパレルと同じことをやっても意味がない。どうやって個性を出すか、商品選びは慎重になりました。展示会などでオーダーすることはできますが、それだとどこででも買えるアイテムを扱うことになってしまう。

流行に左右されずに、お客さんが今ほしいと思う物を提供するにはどうすればいいかを考えた結果、辿り着いたのが通年で扱える道具やワークアイテムでした」


現在、「FUSSA GENERAL STORE」で扱っているのは11ブランド。いずれも閏間さんが見つけて、共感して、口説き落とした個人ブランドばかり。

たとえば、オープン当初から取り扱っている「WORKS&LABO」の帽子との出会いは電撃的だったそう。



「ネットで見つけて『コレだ!』とビビッときて、即、思いの丈を熱く綴ったメールを送りました。そしたらWORKS&LABOの担当さんからすぐに電話が来て、おもしろそうだから一緒にやろうよって。以来、仲良くさせてもらっています」


スキーブランドの「BOGEN」も付き合いが長い。

「最初はTシャツだけ取り扱っていたのですが、ちょうど靴下を展開しはじめるというタイミングだったので、『ぜひやりたい』と掛け合ったんです。BOGENの靴下はこの店の人気アイテムのひとつになりました」



仕入れ先となるブランドの方には、なるべく会っているという閏間さん。実際に製品を作っている現場に足を運ぶことも。


「どういうところで、どういうふうに作っているか。現場を見れば本気度がわかります。店側としても、本当にいいものを仕入れたいですから」

こうして選び抜いたアイテムだから、閏間さんは100%自信を持って、来店するお客さんに商品をすすめている。


売る側の価値観を押しつけて仕入れるブランドを消費するのではなく、一つひとつのブランドと深くつながって、共感し合いながら一緒に成長していくこと。The World Elementsでも前に取材させてもらったGEL CHOPのモリカワさんや、BOGENの小川さんとは、メールで共通の趣味のクルマ談義に花を咲かせたりするそう。そんなラフな仲間としての付き合い方も、大手ではない、個人が営む小さな店だからこそ可能なのだろう。


目指すのは、いい意味で混ざり合った店

閏間さんの理想の店作りの道は、まだまだ続いている。


「セレクトショップって、簡単に言えば『物を選んで売る店』ですよね。流行もあるし、安くて大量に作られている物もたくさんあるけれど、世の中にはそうではない、おもしろい物がもっといっぱいあると思うんです。それを見つけ出して、お客様に届けていくことが僕の仕事だと思っています」

セレクトショップであるということに純粋に向き合い、追求している閏間さん。そんなセレクトの職人が目指す店の姿とは。


「よく、『なんでこんな僻地で店やってんだ』と言われますが、移転するつもりはありません。地元の方だけでなく、はるばる遠方から来てくれる方もいるから、お客さんの要望にはなるべく応えたいし、満足してもらいたい。

理想は、たとえば船橋から来た方と地元・福生の方が一緒になって商品を見ているような光景が見たいです。ある人は服を見に来て、ある人は財布を見に来るというような、いい意味でごちゃごちゃに混ざり合った店にしたいですね」





FUSSA GENERAL STORE

フッサジェネラルストアは道具と日用品のセレクトショップです。インディペンデントな個人商店の製品を中心に、日常生活や様々な作業に役立つアイテムをご紹介しています。


東京都福生市牛浜86-2
12:00~20:00(日曜日~19:00)、金曜定休
fussagenneralstore.com
→FUSSA GENERAL STOREのショーケース一覧

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