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気持ちが落ち着く!?修道女がつくった、アルコール度数79%の薬用酒「クロスターフラウ」|[ドイツの定番品]

2016.12.6



ベルリンに住み始めたばかりの頃、ドラッグストアで気になる品を見つけました。


3人の尼さんが描かれた、青い箱。ドイツ語がまだよくわからず、きちんと理解はできませんでしたが、ハーブの絵があることから想像するに、薬用酒のようなものだろうなと思っていました。


それから長らく時は過ぎ、この「ドイツの定番品」を書くようになって、ふと思い出したんです。そうだ、あの「尼さん印の何か」を紹介したらいいんじゃないかと。




アルコール度数はなんと、79%!内服も外用もできるドイツの百薬の長


そこで初めて買ってみました。一般のドラッグストアで必ず見かける品なので、入手はいたって簡単です。


箱の使用方法を読んでみると……なになに、アルコール度数79パーセント!? 尼さん印なのに、相当過激じゃないですか。


そもそも何に使うものなんでしょう。


箱に書かれている文字はKlosterfrau(クロスターフラウ)。これは修道女のことですね。絵があるからわかります。その下にあるのは、「風邪のときに」「不安で心がざわざわするときに」「胃腸の調子が悪いときに」。


……ずいぶんと効能に幅があるように思いますが、これも「メリッサなど13種類の薬草からできた自然薬」のなせるわざなのでしょうか。


用法としては、服用または患部に塗る2通りがあると書かれています。私はいま風邪も引いてないし、いたって健康ではありますが、ここは試してみないと始まりません。



服用の場合は5〜10mlを2倍以上に薄めよとの説明通り、5mlを計量目盛り付きの付属カップで計って水を足しました。瓶から注いだ途端に、消毒液を思い出させるような、強いアルコールの匂いがします。


口に含むと、やはり匂い通りの味。水で薄めても、アルコール79%の威力は薄まるものではありません。アルコールの威力で何にでも効くような気がしてきます。



190年間、頼りにされる修道女・マリアの治療薬



製品のサイトを見てみると、クロスターフラウは1826年に修道女マリア・クレメンティーヌ・マーティンが、自らが開発したこの治療薬を広めるために製造所を立ち上げたのが始まりだそうです。修道院がこうした製品を作るのは珍しいことではありません。いまでも多くの修道院には、薬草の花壇が見られます。

190年もの長い間、ドイツ家庭で使われ続けてきた治療薬。症状を和らげるだけでなく、もしかして神のご加護も期待できるのかも?


■クロスターフラウ販売会社オフィシャルサイト http://www.klosterfrau.de/


■著書プロフィール

久保田由希(くぼた・ゆき)

東京都出身。出版社勤務の後、フリーライターとなる。ただ単に住んでみたいという気持ちから、2002年にベルリンへ渡りそのまま在住。著書や雑誌への寄稿を通して、ベルリン・ドイツのライフスタイルを中心とした情報を発信している。散歩をしながらスナップ写真を撮ることと、ビールが大好き。著書に『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『歩いてまわる小さなベルリン』(大和書房)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)ほか多数。新刊『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(マイナビ出版)が発売されたばかり。

ホームページ: Kubota Magazin

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