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大人には、ハンカチを持つべき理由がある。|H TOKYO(エイチトーキョー)

2017.4.26


スーツを着た爽やかな笑顔の男性が、さっとハンカチを取り出す瞬間。思わずその手元を見てしまう。

上品な白やブルーのハンカチだったらセンスがいいなと思うし、ピンクのギンガムチェックのハンカチだったら意外なギャップに微笑んでしまう。クマのキャラクターが入ったヨレヨレのハンカチだったら……見なかったことにする。


どんなハンカチを使っているかは、意外と人に見られているもの。使っているハンカチのセンスがいいと、その人の印象が3割増しになる。たかがハンカチなんて思っていたら、人生のいくつかのチャンスを逃してしまうのでは、とさえ思う。


ほかにはないハンカチを探しに



そんなハンカチに対する思いを胸に秘めながらやって来たのは、三宿の大通りに面した古いビルの1階。

大きなウィンドウガラスの向こうに見えるのは、宙に浮くようにディスプレイされたカラフルな布。それらが、いつも折りたたんで持ち歩いているハンカチだと気付くまで、少し時間がかかった。


ハンカチ専門店「H TOKYO(エイチトーキョー)」の店内へ入ると、壁沿いの棚にずらりとハンカチが並んでいた。白、青、赤、黒、緑、チェック、ストライプ、ドット、花柄、イラスト入りなどなど。気になるハンカチを一つひとつ手に取っていく。男女問わず使えそうなデザインばかり。


「全部でだいたい200種類くらい扱っているんですよ」と話すのは、店長の岡崎伊都子さん。



もともとメンズのハンカチ専門店としてスタートしたこともあり、シャツ生地を使ったハンカチも多い。シャツ生地ならではの端正なハンカチは、持っているだけで背筋が伸びそうだ。


「シャツ生地は上質な麻や綿が多いので、何回か使うと柔らかくなって吸水力も上がり、肌触りが良くなります。何よりハンカチを取り出したり、ちらっと見せたりするときに、『いい生地を持っている』って幸せ感がありますよね」


ハンカチとの一期一会


「H TOKYO」のハンカチはすべて国内で生産されている。たくさんの柄があるのは、小ロットで一つひとつ丁寧に作っているから。翻せば、たくさんは作れないということでもある。


「1つの生地で、だいたい10〜40枚くらいしか枚数を作っていないんです。アーティストさんとコラボしたハンカチだとたくさんプリントしますが、それでも100枚くらい。小さな生地でも良い生地に出会ったらハンカチにしたいのでシャツ生地のハンカチの中には2枚ほどしか作れないものもあります。

その時々の"採れたてハンカチ"を店舗に置いている感じですね。なので、すぐに在庫がなくなってしまうこともあって、入れ替わりが早いんです」


今店頭に並んでいるハンカチが、次来たときもあるとは限らない。ハンカチとの一期一会を楽しむというのも、なんだかワクワクする体験だ。


たたんで、広げて、表情を変える



「ハンカチっていろいろな楽しみ方があるんですよ」と言って、岡崎さんはふと、1枚の真っ赤なハンカチを持ってきた。


「これ、赤いハンカチなんですけど、たたみ方を変えると……白いハンカチになるんです」

そして、ばっと広げると……。

現れたのは、まさかの赤いパンツのイラスト。

「実は、白地に赤いパンツのイラストが描かれたハンカチなんです。びっくりですよね。たたんだり、広げたりすることで表情ががらりと変わるのも、ハンカチのおもしろさです」


普段はたたんで持ち歩くだけだけど、こうした変化を楽しめるのもハンカチが1枚の布だからこそ。相手に合わせて見せる側面を変えてもいいし、何気ない顔でさっと広げて、まわりの人の反応を楽しむのもいいかもしれない。




「H TOKYO」ではハンカチに刺繍を入れたり、ワッペンを付けたりすることも可能。気に入った柄のハンカチを世界で一つのオリジナルハンカチにできる。

ハンカチを作って出た端切れは、ボタンやバッヂ、ポーチのほか、昔懐かしのお手玉(!)などに姿を変える。

タオル生地好きだけど柄も楽しみたいという方に向けて、端切れとタオル生地を組み合わせたアイテムも人気があるそう。


ハンカチって、こんなにおもしろい


岡崎さんは「H TOKYO」で働くようになってから、ハンカチの魅力に改めて気が付いたそう。


「持ち歩いて手を拭くだけではなく、パンツのポケットからちらっと覗かせてファッションとして楽しんだり、荷物が増えたときに包んだり、ポケットチーフに入れて遊んだり。あとは、泣いている女性に差し出したり(笑)。

ハンカチっていろいろなことに使えるんだ、こんなにおもしろいんだって思いました。

その日の服装に合わせて靴下を選ぶようにハンカチを選ぶと、毎日が楽しくなるんじゃないかなと思います」


「H TOKYO」でお気に入りのハンカチを探していると、その奥深い世界にどんどんハマってしまう。こだわって選んだハンカチは気分を上げてくれるだけでなく、チャンスを前にしたときに背中を押してくれるお守りにもなりそうだ。


そして最後に。やっぱり、素敵な男性にはおしゃれなハンカチを持っていてほしい。さりげなくポケットから覗かせて、大人の遊び心と余裕を見せてくれたら、それだけで落ちる女だっているのではと思うのだ。



H TOKYO 三宿店

東京都世田谷区太子堂1-1-11

12:00〜20:00

http://www.htokyo.com/


H TOKYOのショーケース一覧


撮影:湯浅亨 取材・文:村上佳代



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